●プリック |
タイ料理をこんなにパンチの効いた料理にしている曲者は、この3センチほどの小粒とうがらしなのです。たとえミジン切りの一かけらでも口に入ろうものなら、涙が出るほど辛いのですが、これがなければタイ料理の魅力は半減してしまいます。 |
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●マナオ |
タイレモンを必要とする料理は80〜90%マナオを使います。 |
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●パクチーの葉 |
タイ料理に欠かせない香味野菜で強烈な香りがあります。他の香料と共に叩き鉢で叩いて料理のベースにしたり、ミジン切りにして煮込んだりする他、ほとんどのタイ料理は最後にパクチーの葉を飾りにあしらって仕上げます。またパクチーの葉はお腹を清浄にする作用もあります。 |
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●タカイ |
英名レモングラス、非常に香りが高く栄養価も高い野菜です。トムヤンクンの主要香草ですが香りと味だしのためにいれるもので、これ自体は食べてもおいしくありません。 |
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●バイマックル |
こぶみかんの葉。柑橘系の香り付けや海老、蟹、魚、肉等の風味を引き立たせる効果があります。カレーやトムヤムクンには、必ずこれが使われます。 |
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●カー |
ショウガ科。英名はガランガル。日本の生姜に形はよく似ていますが、味、風味は違います。代表料理は、トムカーガイ(ココナッツが入った酸味のある鶏のスープ)。スライスして香り付けに使われます。 |
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●バイカパオ |
バジルです。スパイシーな香り付けに必要です。肉料理の炒め物によく使われます。油でカラカラに揚げて料理の上に添えることもあります。代表料理は、ガイパッガパオ(鶏挽肉のバジル葉炒め)。 |
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●バイホラパー |
スィートバジルです。バイカパオよりは香りはやわらかめで、カレーの香り付けや魚介料理によく使われます。 |
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●バイトーイ |
英名パンダナスリーフ。鶏肉を包んで一緒に揚げると非常に美味。香りが強く、鶏肉との相性もGOOD!代表料理は、ガイホーバイトーイ(鶏肉のバイトーイ葉包み揚げ)。 |
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●バイトーン |
バナナの葉です。お皿の上に敷いて料理を引き立たせたり、器としても使用します。また、料理を包んで蒸したりと用途はいろいろあります。 |
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●バイサラネー |
ミントリーフです。東北地方の料理によく使用されます。代表料理
、ラープガイ(鶏挽肉のスパイシーサラダ)。 |
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●ホムデーン |
アカワケギです。小粒の赤玉ねぎのようですが、日本のものとは別。風味と香りがあり、タイ料理のいろいろな料理に使われています。 |
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●ポィカッ |
乾燥香辛料 八角。モクレン科のスパイスです。肉や魚の臭みをとりまろやかに仕上げます。香りは非常に強くひとかけらで充分役割を果たします。煮物によく使われます。 |
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●マカムピァッ |
タマリンドペーストです。強い酸味を出すのに使います。マメ科タマリンドの果肉です。代表料理は、パッタイ(タイ風焼きそば)。 |
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●プリックヘン |
乾燥唐辛子です。タイの唐辛子を乾燥させたものです。炒め物に使ったり、刻んで合えたりします。 |
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●プリックポン |
粉唐辛子です。卓上用の調味料として使用されます。タイのお酢、砂糖、ナムプラーといっしょにセットで提供され、料理を最後に自分の好みに合わせて、味を調整します。タイの味、甘・辛・酸 に代表される調味料です。 |
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●ナムタンピップ |
天然パームシュガーです。砂糖椰子の樹液を集め煮詰めた粗糖です。ココナッツミルクと合わせてデザート類によく使います。代表料理は、ファクトウンサンカヤ(タイ風かぼちゃのムース)。 |
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●カピ |
シュリンプペーストです。小海老を発酵させた調味料で、炒め物に少量混ぜて使うと旨味が増します。匂いが強烈ですが、炒めていくうちに香ばしい匂いへと変わっていき料理全体に深みがでます。代表料理は、カウクルッカピ(海老みそ風味のスパイシーチャーハン)。 |
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●カティナム |
ココナッツミルクです。ココナッツからとれるミルクは、カレーやスープ、デザートとこちらもタイ料理には欠かせない材料です。 |
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●ポンカリー |
カレーパウダーです。カレー風味をつける炒め物には、こちらを使用します。代表料理は、ブーパッポンカリー(蟹と卵のカレー味炒め)。 |
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★その他、チリオイルやチリソース、ビーンソース、シーズニングソース、オイスターソースなどさまざまな調味料を駆使して出来上がるタイ料理ですので、奥深さが違います。是非、エラワンでお召し上がりください。 |